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2020/05
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戦後62年
今年ほど戦争について考えさせられることはありませんでした。
というのは多分改憲の機運がこれまでに無く強く、特に憲法9条をめぐって穏やかならぬ動きが政治の上に起こってきていたことに始まっているのだと思います。

9条ひとつとってみても人々の間で意見がことごとく食い違うというのを目の当たりにして、人間というのは本当に様々なのだと思うしかありません。意見が食い違っていても、根本には戦争は繰り返してはいけないという共通の基本理念があるのだろう(あるはずだ)と思いきやそうではなく、場合によっては戦争もやむなしという立場をとる人が少なからずいるということに驚きを覚えます。

先日は被爆者の方の話でしたが、次に乳飲み子を抱えて満州から引き上げてきた体験談をラジオで聞いたときには戦争は本当に不幸なものだと思わされました。艱難辛苦の末やっと国に帰る船に乗れたものの、腕の中で次第に力なく息絶えていってしまったわが子を抱き続ける母親の苦悩に思わず涙があふれてきてしまったのです。「なぜ戦争なんかやったのか、誰一人幸せにならない無駄なこと」と呟いておられました。

焼き場でわが子を焼いてお骨を抱きしめ、汽車の中から見たのが広島で、何にも無くなっていて愕然となさったそうです。そして次に思い出すのが富士山でとっても美しかったと言われました。悠然とした姿に人間のおろかさが際立って見えたのではないでしょうか。

ふるさとに帰っても、辛い引き揚げの話は一切しなかったそうです。思い出すのが辛いばかりではなく自分だけがそういうことになったということが悔しくてたまらなかったそうです。今こそ語ろうとなさる戦争体験を戦後生まれの私たちは真摯に受け止めなければならないのではないかと思います。
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プロフィール

sift

Author:sift
旧中山道の板橋宿不動通り商店街にある60才以上のシニアの方の為のコミュニティーサロンの「樅の木茶屋」。人生を楽しむ為のスポットとして平成24年1月27日に開業しました。
ここにまつわること、その他いろいろなことを日々綴りたいと思います。

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